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59歳 教育費で貯蓄ゼロ 住宅ローン残債が2000万円を検証してみた
元記事は、あるじゃん All Aboutマネーから 元記事はこちら
相談内容
毎月3万円ほど赤字です。
これまで貯金でまかなっていたのですが、長女の大学資金でそれもなくなります。
先日、携帯料金とクレジットの支払い分が残高不足で引き落とされず、滞納通知が届きました。
マンションのローンは2000万円も残っています。
最近は、残業がなくなりました。私は今年10月に定年です。再雇用で5年間働きたいと考えていますが、それでも今後、どうやって暮らしていけばよいか、途方にくれています。
また、退職金と企業年金の一括取得で、住宅ローンの繰上返済も考えていますが、どの程度すればいでしょうか。
私が着目した点 毎月の家計管理が赤字
これが相談者の家計データ そもそも毎月赤字 全てボーナス頼み
見直し 改善ポイント
①住宅ローンの借り方
②保険の入り方 教育費の準備 貯金のやり方
③光熱費や通信費
①住宅ローンの借り方
これが相談者が借りた住宅ローンの内容と返済計画
当初借入額:3960万円 借入開始年:1995年 返済期間:35年
今の金利:0.975% ローンの種類:変動 過去の繰上返済:無し
ローン残高:1930万円
結論は、ボーナスに頼りすぎの借り方になっている
月の手取り 25.3万円 住宅ローン 6.9万円 は27%ですので適正範囲
しかし、ボーナスは半分が住宅ローン、残りは生活費赤字部分の補てん。
ゴリゴリの不動産屋に行くと、年収から逆算してその人が借りれる限度額の物件を紹介されます。
じゃあ どうすれば良かったか?
①きちんと予算を決める 住宅ローンの借入額 理想は2500万円くらい
②ボーナス併用ではなく、住宅ローン控除をもらい終わった後に繰り上げ返済
③当時はFPがいなかった?少なかった?かも知れませんが相談していれば良かったです
②保険の入り方 教育費の準備 貯金のやり方
保険について
・夫/終身(60歳払い済み、死亡1300万円)=保険料1万442円
・夫/がん(終身、入院5000円)=保険料1400円
・妻/個人年金(60歳から10年確定、年間48万円) =保険料9000円
・長女/学資保険(18歳満期、満期金200万円)=保険料1万円
まず 終身保険 1300万円も必要??
不動産の価値 その位はあるんじゃないの?
がん保険 ガン以外の病気の保障は? だったら医療保険にガンの特約をつけた方がいい
個人年金と学資保険もせいぜい 増えて10%以下
教育費の準備は学資保険ではなくオフショア積立
財形も24000円 積立しているなら
個人年金 9000円+学資保険 10,000円+財形貯蓄 24,000円=43,000円
43,000円をオフショア積立していれば倍以上に増えていたのに(><)
知らない人 情報弱者って罪です 損しかしないですね
③光熱費や通信費
光熱費も昔は東京電力 東京ガス など決められていましたが
今は電力やガスも自由化になったので月 5%以上 コストカット出来ます。
通信費も格安スマホに乗り換えれば 4万円 なんていかないです。
4万円ってどんな内訳なんでしょう?
スマホ代 1人1万円 家のインターネット1万円?
単純に半分以上には安くなると思います。
まとめ この相談者が不動産購入時に私に相談していた場合
①適正価格の不動産を購入
②更に仲介手数料 無料か半額で2500万円の物件なら約40万円か約80万円お得
③保険を年金と学資保険の2万円を解約 して 財形の金額と合わせて
4万円をオフショア投資 25年 複利8%の場合 18年目には1860万円 25年目には3630万円
年金 480万円 学資保険 200万円 財形 130万円 合計810万円
娘さんが生まれた時からオフショア投資していれば、大学入学時には1860万円です。
④電気代や通信費のコスト削減(1995年当時は無理ですが)
不動産屋は、自分の利益の為にお客さんに高い物件を買わせるのが仕事
保険屋は、自分の手数料の為に料率の高い保険を売るのが仕事
不動産 保険 投資は情報弱者ビジネスです。
知らない人は、赤ずきん おおかみさんに食べられちゃいます。
知っている人だけが、得をします。
一度 ライフプラン作成してしっかり計画をして行動をしましょう
人生も仕事と同じ PDCAが大事ですよ
私は、不動産だけでなく 保険 積立投資と3つ同時に相談出来るファイナンシャルプランナーです。
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